小林正弥 |
千葉大学法経学部教授(政治哲学・比較政治)・公共哲学センター長。 公共哲学ネットワーク代表。 日本政治の構造を把握するために庇護−随従関係を研究し、『政治的恩顧主義論―日本政治研究序説』(東京大学出版会、2000年)を刊行する。 公共哲学研究に携わり、西尾勝・小林正弥・金泰昌編『公共哲学11 自治から考える公共性』(東京大学出版会、2004年)などを編集。9.11直後に公共哲学ネットワークを発足させ、地球的平和問題をはじめ現実的問題に対して実践的見解を提示している。 『非戦の哲学』(ちくま新書)・公共哲学ネットワーク編『地球的平和の公共哲学――「反テロ」世界戦争に抗して』(東京大学出版会)・小林正弥編『戦争批判の公共哲学――「反テロ」世界戦争における法と政治』(勁草書房)は、この成果である。 2003年元旦には、研究者と市民が共に平和のための実践活動を行う地球平和公共ネットワークを創設する。 |