現在の研究は、「ＥＵとアジア間における公共政策を通しての福祉社会の構築」に向けての理論・実証研究であり、具体的には, The European Foundation on Social Qualityと共に（１）理論研究（２）実証研究のための方法論の作成・実施（３）欧州委員会の研究プロジェクトを通じての実証研究（「ソーシャル・クオリティーの指標化」；「現代の公共の健康」；「労働市場、雇用と人口の高齢化」）（４）「ヨーロピアン・ガヴァナンス、社会保障・社会保護」の科学的テーマ設定（５）市民に向けての公開討論会を展開している。また、これらの成果は「アジア型市民社会の形成・発展」との関連で論じられ、今後、国連などの国際機関との協働のもと、実際の研究プロジェクトによって「持続可能な福祉社会」の達成を目指すことになる。