☆国際的提言「地球環境危機に対する千葉・緑の宣言」発表☆
(日本語版はこちらから)


The Chiba Green Declaration against the Global Environmental Crises(English ver.)

各論者による個別の提言

Declarations by each researchers

小林正弥Masaya Kobayashi

松野弘Hiroshi Mastuno

ジョン・バリー John Barry
ロビン・エッカースレイ Robyn Eckersley
ピーター・クリストフ Peter Christoff
森田明彦 Akihiko Morita



2008(平成20)年6月15 日(日)・16 日(月)・17 日(火)


会場

6月15 日 千葉大学けやき会館大ホール
6月16〜17 日 千葉大学社会文化科学系総合研究棟2階マルチメディア会議室

テーマ

講演会+パネル・ディスカッション「地球的環境危機に対する国際的提言」
国際会議「環境思想とその公共哲学―国際的連携を目指して」

主催

千葉大学人文社会科学研究科地球福祉研究センター、環境思想研究会

共催

千葉大学人文社会科学研究科21 世紀COEプロジェクト
「持続可能な福祉社会に向けた公共研究拠点」(公共研究センター)


【開催趣旨】

私たちが直面している地球環境問題は、すでに個別の問題に対する技術の進歩によって対処可能であるというレベルを超えたものである。科学技術の進歩による解決だけではなく、危機を生み出している現代社会、あるいは、現代文明そのものについて考え、人間と自然との関係がどのようにあるべきか、さらに、どのような方向をめざしていくべきか、について議論する、多角的な視点からの「環境思想」が今、求められている。この地球的環境危機に際して、これまでの産業社会システムがもたらした地球負荷現象としての公害・環境問題への反省をもとに、より包括的に、かつ、根本的に、私たちが自然とともに共生していかなければならない世界そのもの、また、その未来のあるべき姿について考え、行動しなければならない時代になっているのである。

この国際シンポジウムにおいては、このような極めて高度に「公共的な」問題である地球的環境危機に対して、「環境思想」と「公共哲学」という新しい学問的知見から、持続可能な社会システムはいかにして構築されるべきか、また、そのために私たち一人ひとりが取り組むべき課題は何かについて議論を行なう。さらに、この夏わが国において、地球環境問題を主たるテーマとして開催される「洞爺湖サミット」を前に、具体的な政策提言にまで踏み込む議論へと展開されることが期待されている。

残念ながら、わが国においては「環境思想」という学問は未成熟で、十分議論されるにいたっていない。そこで今回は、環境思想の中でも大きな社会的影響力を有している、環境政治思想・環境政治学研究のパイオニア的地域である、イギリスとオーストラリアから、世界的に活躍されている第一人者を招き、日本の研究者との議論を通して、「環境思想」と「公共哲学」のわが国における発展をめざしている。またシンポジウム初日には、NGO関係者なども招き、一般市民を対象にした基調講演会、 ならびに、パネル・ディスカッションも行ない、地球的市民のあり方について議論する予定している。

プログラム詳細

ポスター

■事前申し込み不要・参加費無料

■連絡先:

千葉大学大学院 人文社会科学研究科 公共哲学センター
〒263-8852 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33
TEL/FAX 043-290-3028
cpp1@shd.chiba-u.ac.jp