季刊「公共研究」  第2巻 第2号 2005年9月

■特集/中国・アジアにおける〈持続可能な福祉社会〉の構想

開会挨拶

アジアにおける〈持続可能な福祉社会〉構築の可能性を探る(広井良典

〔セッション1:福祉政策〕

中国における社会変動と社会保障制度改革(劉暁梅)

韓国における社会保障改革(角田由佳)

アジアの社会保障とアジア福祉ネットワーク(広井良典)

〔セッション2:環境政策〕

Study on the ecological mode and countermeasures in Liaoning Province of China(ZHANG Jun−tao)

日本の環境政策の動向と東アジアでのパートナーシップ(倉阪秀史)

「東アジア環境エネルギー共同体」の構想(田邉敏憲)

〔セッション3:全体展望――アジアにおける公共性と〈持続可能な福祉社会〉の構想〜「アジア福祉・環境ネットワークの構築に向けて〕

China's Public Policy Transformation Analysis(ZHANG Xiangda)

中国の抱える課題と対中技術協力の方向性(渡辺雅人)

中国・アジアにおける公共性と日本(小林正弥)

EU統合とアジアの連携への示唆 (雨宮昭彦)

ディスカッション

■論説

中間団体と公共性(水島次郎)

アダム・スミスの道徳哲学と政治論(一ノ瀬佳也)

■研究ノート

エコロジー的熟議民主主義への潮流 (桑田学)

福祉国家縮減期における福祉政治とその分析視角 (西岡晋)

■書評

公共研究の視座を豊饒化する包括的な原子力政治過程分析(尾内隆之)

帝政期ドイツにおける「自然保護」の近代(浅田進史)

「社会運動」への歴史社会学的アプローチについて-歴史学の立場からの検討(鹿住大助)

■報告・紹介

印旛沼流域水循環健全化と市民による水源涵養林づくり(鈴木優子)


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