季刊「公共研究」  第3巻 第2号 2006年9月

■特集/風土論・環境倫理・公共性

巻頭言 特集にあたって(小林正弥

基調講演 風土性に立った倫理と公共性 (オギュスタン ベルク)

環境倫理における風土性の検討(鬼頭 秀一)

自然との共存のテーマ化について (岸 由二)

コメント(高橋 久一郎)

水辺は誰のものか -「公」「共」「私」、多層的な所有論を国際比較から考える (嘉田 由紀子)

景観、顔、(上位の)符号 -南インドの「聖林」とポストコロニアルの揺れるペルソナ(内山田 康)

コメント(小川 有美)

社会的合意形成と風土の問題 (桑子 敏雄)

ケアと「自然のスピリチュアリティ」 -鎮守の森・お寺・福祉環境ネットワーク (広井 良典)

コメント(関谷 昇)

総括コメント 風土論と公共哲学の関係の発展に向けて (小林 正弥)

パネルディスカッション

■論説

現場から環境倫理をたちあげるために -その戦略群について(福永 真弓)

■研究ノート

アメリカにおける鉛バッテリーデポジット制度の現状と課題 (沼田 大輔)

■書評

『市民自治体-社会発展の可能性』 (大矢野 修)

『公共哲学とはなんだろう-民主主義と市場の新しい見方』 (伊丹 謙太郎)

『森と棚田で考えた:水俣発 山里のエコロジー』 (角田 季美枝)

■報告・紹介

現代エジプトの女性運動 -国際公共比較部門対話研究会報告(千代崎 未央)

V's Cafe(ボランティアーズ・カフェ)構想について -公共政策部門第14回対話研究会報告 (野村 眞弓)

「日本版エコロジー税制改革」試案 -公共政策部門第15回対話研究会報告 (野村 眞弓)

NPO法人「環境・持続社会」研究センター(JACSES)の活動紹介 (「環境・持続社会」研究センター)


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