季刊「公共研究」  第5巻 第1号 2008年6月

■特集/市民の政治学を検討する

巻頭言 特集にあたって(水島治郎)

「市民の政治学」をつくる(篠原 一)

「生の政治学」という広がり(水島治郎)

市民の政治学をめぐって――篠原一氏を迎えて(小林 正弥)

ディスカッション(水島治郎, 岩間 昭道, 小林正弥, 石田憲,武蔵武彦 篠原 一 )

歴史政治学の論理と感性(小川有美)

平和のための熟議投票の試み――熟議民主主義の実践例(小林正弥, 一ノ瀬佳也)

■論説

グローバル定常型社会・序説(3)――比較文明/風土(広井良典)

運動団体から管理組織へ――矢作川流域における水質保全運動から環境ガバナンスへの含意( 太田隆之)

■研究ノート

公務部門の賃金構造に関する経済分析――地方公務員の昇進構造をふまえた賃金構造の実態分析(圓生和之)

■書評

「善き帝国」のビジョン――橋本努「帝国の条件:自由を育む秩序の原理」(一ノ瀬佳也)

■報告・紹介

固定化するスウェーデンの最貧困層――国際公共比較部門・公共政策部門合同対話研究会 (浅田進史)