季刊「公共研究」  第5巻 第2号 2008年9月

■特集/公共研究の可能性

巻頭言 公共研究の学問的方法 ――その成果と展望(小林正弥)

ケアとしての科学 ――成長・拡大なき時代の科学・学問・大学 (広井良典)

公共研究と市民参加 (倉阪秀史)

近代的学問方法論を超えて ――多次元・多位相・多水準の友愛公共学へ (小林正弥)

公共研究の課題と展望 ――総括コメント(今田高俊)

ディスカッション (広井良典、倉阪秀史、小林正弥、今田高俊)

■特別寄稿

ナチズムの過去と民主的な社会 ――ドイツにおける記憶政策と記憶文化(ラインハルト・リュールップ(浅田進史訳))

市民権組織と市民権活動 ――人道連合を事例に(インゲボルグ・リュールップ(浅田進史訳))

■論説

グローバル定常型社会・序説(4・結) ――ローカルからの出発(広井良典)

「環境倫理学」から「環境保全の公共哲学」へ ――アンドリュー・ライトの諸論を導きの糸に(吉永明弘)

■報告・紹介

国際シンポジウム報告 ――アメリカのニュー・エコノミー:可能性と問題点 (秋元英一)

再生可能エネルギーと永続地帯に関する国際ワークショップ(国際シンポジウム)報告 (伊藤佳世)

フィリピンにおけるムスリム女性の海外労働 ――送り出し社会の視点を中心に(国際公共比較部門第22回対話研究会報告) (千代崎未央)

環境ISOの有効性とは ――公共政策セクション対話研究会報告 (馬上丈司)