開催期間:2007年12月15日(土)−16日(日)
開催場所:千葉大学・人文社会科学系総合研究棟2階・マルチメディア会議室
     JR西千葉駅北口、京成線みどり台駅より徒歩約10分
主催:千葉大学21世紀COEプログラム「持続可能な福祉社会にむけた公共研究拠点」
   千葉大学大学院人文社会科学研究科
   ニュー・エコノミーに関する科研費グループ
   (「ニュー・エコノミー」型経済システムの研究:現代アメリカを焦点に)
会議言語:英語(逐次通訳あり)


本シンポジウムは、一過性のバブルと考えられがちなニュー・エコノミーについて、それがアメリカ経済のシステムの根幹をこれから形成していくであろう制度的要因として捉えなおし、その歴史的特質を抉り出し、経済的原理を解明することを目的とする。アメリカの研究者とインドおよび日本の研究者の交流を通じて、ニュー・エコノミーが日本その他の諸国にも適用可能かどうかを検討する。具体的には
、IT産業の各国比較、歴史的位置付けのほか、とくに、われわれの生活や労働あるいは環境がそのもとでどう変わろうとしているかについて議論し、アメリカの労働市場の変貌と人種的構成や移入民の問題をハンティントン仮説との関連で捉えかえし、さらには、こうした経済システムの変貌が都市生活や環境問題にどういうインパクトを与えるかを論じたい。