「場所論・認識論・文明論〜伊東俊太郎氏を迎えて」
<開催趣旨> 本COEでは、「風土論・環境倫理・公共性」と「文明論・環境倫理・公共哲学」という二つのシンポジウムを開催し、オギュスタン・ベルク氏、今道友信氏、伊東俊太郎氏から、環境倫理や環境の公共哲学を考える上で、大きな示唆をいただきました。
 今回は、伊東氏を再びお迎えして、場所論の視点が認識論の変革をもたらすことで、文明の転換にもつながる可能性をもっていることについて、お話しいただきます。
 その後、伊東氏の講演について、本COEの小林正弥(公共哲学セクション)が、公共哲学の観点から報告します。
 場所論の意義について、文明論と公共哲学との接点についてなど、幅広い視点からの議論がなされることが期待されます。

<プログラム>
●講演:伊東俊太郎「場所論と認識論の転換」13:30〜14:20
●コメントと報告
 小林正弥「比較文明論と歴史公共哲学―地球的文明へのビジョン」14:20〜15:10
(10分休憩)
●リプライと質疑応答 15:20〜16:30