環境ISOの有効性とは―ISO/TC207/SC1における規格策定に参加して−



■講師:伊藤佳世(千葉大学公共研究センター COEフェロー)
■司会:倉阪秀史氏(千葉大学法経学部教授)
■日時:2008年5月28日(水)16:00〜17:30
■場所:千葉大学大学院人文社会科学研究系総合研究棟2階マルチメ
ディア会議室
JR西千葉駅北口、京成線みどり台駅より徒歩約10分
http://www.chiba-u.ac.jp/general/about/map/nishichiba.html
※上記のURLの地図の21番の建物になります。

■開催趣旨:
2006年に内閣官房知的財産戦略本部が策定した「国際標準総合戦略」
のもと、大学には研究成果の国際標準化活動と標準教育を通じた標準
化人材育成(標準化活動を将来担う人材の育成)が求められています。
千葉大学ではISO14001の認証を取得し、環境マネジメントシステム
(EMS)に関する実務教育を通じた「学生主体の環境マネジメントシ
ステム」を運営しています。

国際標準規格を利用する側の人材育成から規格を策定する側の人材育
成に対する社会のニーズに応えるため、現在ISO/TC207/SC1で日本の
エキスパート委員として中小企業向けの段階的なEMS規格:ISO14005の
策定とISO14001及びISO14004の次期改訂を担当している伊藤佳世COE
フェロー(千葉大学公共研究センター)が、以下について解説し、EMS
に関する国際標準化プロセスや国際標準規格の有効性に対する疑問に
答えます。
@国際標準化の概説、規格策定プロセスの公正性、エキスパートの業
務
A持続可能な社会づくりを目指した環境分野における国際標準化活動
BISO/TC207/SC1における環境マネジメント分野の標準化活動
CISO14005の動向

千葉大学内外を問わず関心のある方の参加を歓迎いたします。学生の
皆さんもふるって参加ください。 

■事前申し込み不要・参加費無料

■連絡先:
千葉大学大学院 社会人文社会科学研究科 公共研究センター
〒263-8852 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33
TEL/FAX 043-290-2337
http://coe21.public-affairs.jp/index.htm