「トマス・ペインのアメリカ統治像:政治・経済認識を中心に」
 1776年、アメリカ世論を独立戦争に向けて統一する契機となったトマス・ペイン「コモン・センス」に注目する。彼が描くアメリカ・ビジョンの思想的背景をジョン・ロックとの関わりにおいて再検討することが、今回の報告の最大の目的である。そのために、政治・経済の二つの位相がペインの中でどのように関連しあっていたのかを考察する。
参考:黒羽根貴之「トマス・ペインのフロンティア論」『公共研究』第1巻第2号

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