地球環境福祉研究センターは,グローカル(地球的・地域的)な環境問題と貧困・平和問題の克服,そして持続可能な社会の実現に向けて,6つの活動を展開しています。
人文社会科学研究科の取り組み
千葉大学では,大学院人文社会科学研究科に各種の付置センターを設置し,さまざまな研究・教育・実践活動を行っています。
2004〜2008年21世紀COEプログラム「持続可能な福祉社会に向けた公共研究拠点」
21世紀COEプログラム「持続可能な福祉社会に向けた公共研究拠点」(多言語サイト)
沿革
1998年 | 千葉大学 高齢化社会・環境情報センター設立(福祉環境交流センターへ改組) |
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2001年 | 千葉大学公共哲学センター設立 |
2004年4月 | 千葉大学 福祉環境交流センター設立(高齢化社会・環境情報センターより改組) |
2006年 | 千葉大学大学院人文社会科学研究科 地球福祉研究センター設立 |
2009年〜 | 千葉大学スタートアップCOEプログラム「環境制約・人口減少下でのコミュニティ形成」 |
2007年10月 | 千葉大学大学院人文社会科学研究科 地球福祉研究センター設立 |
2010年4月 | 地球環境福祉研究センター(地球福祉研究センターより改組) |
2012年4月 | 千葉大学大学院人文社会科学研究科の院生向け教育プロジェクトをスタート |
2012年7月 | 人文社会科学研究科にて規約が制定され、教育研究拠点としての体制を強化 |
背景
第2次世界大戦が終了して60年以上経った現在でも,世界から貧困はなくなっていません。途上国では毎秒3~5人,1日に3万人近くの子どもたちが,飢餓や栄養失調のために亡くなっています。
このような飢餓や貧困をなくすために,国連,政府,NGOなど多様なアクターがさまざまな努力を重ねてきましたが,1960年に30倍だった貧富の格差は,2002年に114倍へと大幅に拡大しています。
世界の貧困問題を解決し,地球的規模で福祉を確立することが全人類にとって喫緊の課題であることに疑いの余地はありません。
この重要性に鑑み,千葉大学は2006年10月9日に,世界の貧困問題の解決と地球的福祉の確立をめざす「地球福祉研究センター」を人文社会科学研究科に設置しました。