千葉大学公共学会の研究機関誌『公共研究』は、学会による研究成果を逐次公開するととともに、公共学及び関連学問の研究者、「持続可能な福祉社会」や「公共性」に関連する活動を実際に行っているNPOなどに対し,広く調査研究成果の発表の機会を提供することにより,公共学の理論的思想的発展に資することを目的としています。
▼機関誌『公共研究』原稿募集
次号の原稿募集は2025年秋を予定しています。公共学会の学会員のみならずどなたでも投稿できます。なお、現在、従来の冊子版での刊行については見合わせ、PDFファイルによるオンラインでの提供となりますこと、併せて予めご了承いただければ幸いです。千葉大学学術情報リポジトリを通じての公開となります。
送付先住所:〒263-8852 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学大学院社会科学研究院公共研究センター
なお、投稿された原稿については,【論説】【研究ノート】【書評】カテゴリー掲載希望の原稿については、投稿規程に則り,査読により採否を決定しますので、掲載されない場合もあります。
投稿を希望される方は、下記ページにある【投稿規定】および【執筆要項】を確認の上、指定された期日までに下記の住所、電子メールアドレスまで原稿をご送付ください。
・投稿既定:
http://pub-a.le.chiba-u.jp/wp-content/uploads/2014/11/contribution_rule.pdf.pdf
・執筆要領:
http://pub-a.le.chiba-u.jp/wp-content/uploads/2018/09/style_sheet.pdf
問合せ先:recpa [at] chiba-u.jp(担当:宮崎)
最新号は21巻第1号(2025年3月刊行)になります。PDFファイルで閲覧については現在準備中です。
最新号
■公共研究 第21巻第1号 目次
特集1/第6回「SDGs 日本政策学生研究会」
基調講演 SDGsに若者が取り組むことへの期待………………………………………小林正明
特集2/山脇直司著『分断された世界をつなぐ思想』書評会
公共哲学と共生社会論―その統合を探る―………………………………………………山脇直司
質疑応答
書評 分断された世界で、いかに公共哲学は未来への希望を語れるのか…………栩木憲一郎
特集3/営農型太陽光発電の現状と課題
国内における営農型太陽光発電の概況……………………………………………………馬上丈司
営農型太陽光発電の新展開…………………………………………………………………堀口健治
営農型太陽光発電の可能性:サステナビリティ・トランジションの手段として……丸山康司
再生可能エネルギーを取り巻く近年の状況と営農型太陽光発電……………………平野勇二郎
“地域の未来”という視点から、誰と、何を考えるのか…………………………………岩崎 茜
パネル・ディスカッション
特別寄稿
永久革命としての民主主義――5つのパラドックスを超えた新しい政治理論………小林正弥
A Call for the Activation of the UN’s Ethics for Development…………………Tetsuo Ogawa
論説
蜂ノ巣城闘争再考――土地収用法の適用による地域社会の意味変容…………………松田小雪
J.S.ミルの「共和主義的解釈」における2類型――『代議制統治論』を手掛かりに…石川裕貴
第二次製塩地整理における製塩従業者交付金増額修正とその交付……………………國貞明良
研究ノート
Measuring the Effects of a Short-Term Studying Abroad Program……Yoshinobu ONISHI
ディクスムイデの長い影――ベルギー・フランデレン地域における戦死者追悼の歴史的展開………………柴田拓海
現代カンボジアにおける権威主義とポピュリズムの政治力学分析……………………陳 コン
困窮家庭の子どもたちのケイパビリティの保障――ヌスバウムの視点から…………鈴木はな
スウェーデンにおけるLGBTQ+ に関連する制度について――現地でのインタビューから………………………………………………………湯田 舞
書評
水島治郎著『隠れ家と広場:移民都市アムステルダムのユダヤ人』……………………堀 咲子
Martin, Christopher ”The Right to Higher Education: A Political Theory”……………………………………………………………………………大野孝太・浜田優希也
資料
営農型太陽光発電に対する全国農業委員会調査から――2018年度調査と2023 年度調査の比較を通じて……………………………倉阪秀史
政治パートナー法案――法案作成講座第20期:2024年12月………………………倉阪秀史