新刊情報――『コミュニタリアニズムの世界』

菊池理夫・小林正弥編『コミュニタリアニズムの世界』が勁草書房より刊行されました。
昨年刊行の『コミュニタリアニズムのフロンティア』の姉妹編にあたるこの本は、コミュニタリアニズムの世界を探求するガイドとして最適の1冊です。

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■内容説明
本書は、サンデルを中心にして、彼に影響を与えたコミュニタリアン哲学者と呼ばれるマッキンタイア、テイラ、ウォルツァとの比較や彼らから影響を受けたエツィオニを中心とする「応答するコミュニタリアン」の思想を論じ、現代コミュニタリアニズムの多様な世界を包括的に理解し、さらに発展させていくことを目指している。

■目次
はじめに[小林正弥]
序章 サンデルの開示した世界への旅[小林正弥]
第1部 コミュニタリアニズムをめぐる思想的世界
 第1章 マイケル・サンデルとリベラル
    ―コミュニタリアン論争[小林正弥]
 第2章 現代コミュニタリアニズムの諸相
    ――最近の動向をふまえて[菊池理夫]
第2部 マイケル・サンデルをめぐる思想的世界
 第3章 コミュニティへのアプローチ
    ――コミュニタリアニズムの人間観から[木下征彦]
 第4章 日米の公共哲学と民主政
    ――コミュニタリアニズム的共和主義をめぐって[小林正弥]
 第5章 共和主義の思想史研究と政治理論
    ――『公共的なるもの』をめぐって[宮﨑文彦]
 第6章 生命倫理とコミュニタリアニズム[林真理]
 第7章 対話型講義による新しい哲学と教育
    ――万人の愛智と日本における展開[小林正弥・宮﨑文彦]
終章 コミュニタリアニズムの世界[菊池理夫]
ブック・ガイド
おわりに[菊池理夫]
事項索引
人名索引
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詳細は勁草書房ホームページをご覧ください。

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